お金を借りる、良い借金と悪い借金

「借金は悪である!!」
このような考えをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

 

借金は利用しないことに越したことはありません。
しかし上手に借金を活用することで、日常生活に余裕を持つことができるだけではなく、人生そのものを豊かにすることも可能になります。

 

借金の善悪を判断する場合には、次の「2つの視点」を考えることが大切になってきます。

 

前向きな借金と後ろ向きな借金

前向きな借金とはどのようなものを挙げることができるでしょうか。

 

例えば、資産を購入するための借金について考えてみましょう。
代表的なものとして「住宅ローン」を挙げることができます。
借金を背負う代わりに、高額な「夢のマイホーム」を手にすることができます。

 

「家という資産を購入するため」の借金ですが、一般的な収入では購入が難しい家を借金を利用することで手に入れることも可能になります。

 

また起業するための銀行での開業資金の借入も、前向きであるといえるでしょう。
ビジネスを成功させるために必要な手段であり、成功することができれば多額の収入を見込むことができ、これまでの日常を大きく変えることもできます。

 

その他大学に進学するため「奨学金」を利用したり、資格取得の費用として借金を利用することも有効的で前向きな借金であるといえるでしょう。

 

逆に後ろ向きの借金とは「生活のため」「遊びのため」といった種類を挙げることができます。「生活資金の不足」で借金を活用する場合もあるかもしれませんが、あくまで収入を補うためであり、それにより何かプラスの収入を得るということはあまり考えられません。ギャンブルや自己満足のための借金はいうまでもないでしょう。

 

フリーキャッシュフローの観点

フリーキャッシュフローとは、家計の余裕度を示すものです。

これがプラスであればあるほど、借金に対する抵抗力が強いといえます。
逆にマイナスであれば、借金の目的が前向きであろうと後ろ向きであろうと、近い将来家計は破たんすることになります。

 

 

フリーキャッシュフローは、次のように計算されます。

・フリーキャッシュフロー=収入ー支出

 

 

リスク管理の面から判断すると、借金の目的に対する良し悪しよりも、こちらのフリーキャッシュフローがより重要であるといえるでしょう。

 

たとえ前向きな借金であってもフリーキャッシュフローがマイナスであれば、それはリスクの高い投機的な側面を持つ借金であるといえます。

 

逆に後ろ向きな借金であってもフリーキャッシュフローがプラスであれな、ある程度余裕をもって返済を行うことができます。

 

だからといって、あくまで借金には変わりありません。
余裕があるからといって借金を繰り返していたのでは、今後いつどのようなことが起こるかわかりません。キャンブルや遊びのための借金は決して行わないようにしましょう。